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1-5 php導入

Nginx導入の次にApacheを入れてもいいのだが、phpを入れていないとsystemctlからapacheサービスを起動するときにエラーが発生してしまう。
原因は、Apacheの設定ファイル「httpd.conf」の中に「php_admin_value engine Off」があるから。

コメントアウトして……というのも後々対応を忘れそうなので、先にphpを導入する。

メンターからのアドバイス

基本的にはデフォルトのものでいいんだけど、PHPとか新しいのが入らない場合があるので、場合によってはリポジトリの追加をするといいです。
おすすめは EPELとremiリポジトリ。
KUSANAGI環境の場合は、特に気にせずdnfからのアップデートとかだけで大丈夫。

phpはremiリポジトリがおすすめとのこと。

サードパーティのリポジトリ(remi)からPHPを導入

remiリポジトリを使用するとき、前提としてEPELが必要になる。

前提として必要なEPELをインストールする

dnf config-manager --set-enabled crb
dnf install epel-release epel-next-release

remiリポジトリをインストールする

以下の記事を参考に、remiリポジトリをインストールする。

インストール後、remiリポジトリの中からインストールするphpを選ぶ。

dnf module list php

remiリポジトリに入っているPHP8.3を入れる。

dnf module install php:remi-8.3

詳しくは以下の記事を参考にする。

サードパーティのリポジトリのphpを更新するときには、以下のように入力する。

dnf module update php

余談

phpを導入したあと、/etc/nginx/conf.d/php-fpm.confが作成されていた。

FPM (FastCGI Process Manager) は、PHP における FastCGI 実装です。(主に)高負荷のサイトで有用な機能が含まれています。